スタッフ紹介
八覚正大 先生(英数国理社担当)
○都立国立高等学校を卒業後、早稲田大学理工学部数学科を卒業し、さらに都立大学人文学部仏文科を卒業する。1980年に都立高校の教職に就き、三十三年間勤めて2013年に退職する。その間在職中に、東京学芸大学教育学部大学院心理学科(修士)に内地留学する。
○高等学校専修免許状
○元学校心理士
○元CPI(非暴力危機介入)講習資格
○都立大市民カレッジ大学院コース3年間終了、精神分析セミナー参加
○指導精神対話士。
○創作(小説・詩)文章指導…小説「十二階」で新潮社新人賞受賞、「カウンター」で太宰治賞の最終候補。一方では楽文と称する文章作成指導も。
○美術鑑賞と蒐集(洋画、日本画、版画、彫刻、工芸品等)…美術評論家としても活動。
○心からの対話・談笑…人の悩みから悦びまで、とにかく本心を聴くことが好きで、また自らも本当の事を喋るのが生き甲斐。人の悩み・本心を聴き一緒に解決すること、クレイマー対応?「人間関係不全」の解決!
○得意技…けん玉、知恵の輪、パズル、算数~数学、作文・小論文~文学創作。
○現在、創作活動の傍ら、梧桐学苑の教育顧問・国分寺校の校長として小学生・中学生・高校生・大学生・社会人までの生徒を33年間の高校教員の学習指導力とカウンセラーとしての経験を生かして指導中。その中にはAO入試・推薦入試制度を利用して大学に合格させ、大学の授業や論文作成のフォローや学習指導も継続している。
私は小説を書きながら、三十三年間、都立高校の教員をやってまいりました。その半分は定時制高校など問題を抱えた生徒の多い学校での対応でした。その中で、数多くの問題行動、心を病んだ生徒、その他ほとんどありとあらゆるケースをやり切ってきました。ですが、ただの一度も事件にはなりませんでした。しかし、そんな状況を世の中に伝えたいと小説集は二冊上梓しました。『夜光の時計』(新読書社)、『「シェルター」発』(けやき出版)で、後者はつい最近(2013年)に出したばかりです。さらに詩集も二冊出していますので、合わせお読み頂ければ、小生のスタンスも分かってもらえるかと存じます。そんなこんなで余力満載(笑い)のまま、都立高校は退職しましたが、梧桐学苑の教育基本理念や指導方針に深く共鳴し、「学業期の不登校・引きこもりの子供達のリバイブ先生役」を三十数年やってきた自分にもお役に立つ事があるだろうと思い再起動した次第です。現在、あるところで小学生たちにも関わっていますが、小学校の高学年あたりで「良い大人」に出会うと、人生は豊かになるのだろう…と確信するようになりました。自分自身はかないませんでしたが、せっかくなら、その思いを「小、中、高」あたりの適応し損なっている子どもたちに、今度こそ「学校教育」の縛りなく大人の己として関わってみたいと思います。